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9月5日(月)感話【校長先生】

2016.09.06更新

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9月5日(月)、本日の感話は校長先生でした。

 先生ご自身の経験と、故事成語の「人間万事塞翁が馬」についてお話していただきました。

 東京から大阪に帰る時に、新幹線が動いてなかったことがありました。その時どうしても大阪に帰らなければならなかったので、バスに乗って帰ろうと予約しバス停まで行きましたが、バスは出発してしまった後でその日は大阪に帰ることができませんでした。その時もっと早く対応をしてバスに乗れてればと後悔しました。そして次の日新幹線で大阪に帰ったのですが、乗ろうとしたバスが事故をし怪我人がたくさん出たことを知りました。バスに乗らなくて良かったと思いました。

 そこで皆さんに中国の故事「人間万事塞翁が馬」の話をしようと思います。

 塞翁が大切にしていた立派な馬が逃げてしまい、周りの人たちは残念がったのですが、塞翁はそうでもないと言いました。すると逃げた馬がもっと立派な馬を連れて帰ってきました、周りの人たちは良かったですねと言いましたが、塞翁はどうでしょうと言いました。ある日その馬に塞翁の子供が乗って落馬し怪我をしてしまいました、周りの人たちは気の毒がりましたが、塞翁はそうでもないと言いました。数年後戦争が起こり若者は戦争に参加したのですが、塞翁の子供は怪我をしていたため兵役を免れました。

 皆さんにも色々なことが起こると思います、推薦入試や部活動などでもうまくいかないこともあります。けれども結果ばかり気にせず信念を貫いてください、そうすることで自分の道が切り開かれていきます。信念を持って勉強や部活動に励んでほしいと思います。

 

 

 

 

進徳を知ろう・見よう・体験しよう。