9月12日(月)感話【林先生】
2016.09.14更新
9月12日(月)、本日の感話は林先生でした。
リオデジャネイロオリンピックに関わるある人の言葉について話していただきました。
日本シンクロナイズドスイミングのコーチ井村雅代さんは、非常に厳しい指導をされることで有名です。例えば、厳しい練習の後選手に「どういうつもりで練習をしたのか」と聞いたとき、選手は「死ぬ気でやりました」と答えたそうです。するとコーチは「まだ死んでないじゃないの」と言われたそうです。また、ドーピング検査で選手の尿を見て、血尿が出ていないという事はまだまだ追い込まれていないもっと厳しい練習をすることができると言われたそうです。そして結果、日本は2大会ぶりにデュエットで銅メダルを獲得することができました。
その井村コーチの言葉を紹介したいと思います。
「100回練習するとき、この先100回やることを考えて1回目から力をセーブするのではなく、1回目から全力でやる。」
途中力尽きても成長の余地があります、自分の限界を知り乗り越えてゆく。自分の限界の殻を打ち破ることが大切です。続きとして
「私を信じてついて来れば、必ずメダルを取らせてあげる。」
練習の厳しさに耐えかねて半日トイレから出てこられなかった選手もいたそうです。
さて、皆さんと比べてみるとどうでしょう。今日はこれくらいでいいかな、期日までに間に合えばいいかななど中途半端なことをしていませんか?勉強でも部活動でも何か一つ本気で全力で取り組む姿勢が大切です。皆さんの周りには先生や仲間がいます、もらえるアドバイスは自分の考えと違うこともあります、そんな時素直に耳を傾け、心を開き信じてやってみることが必要です。そして先のことに囚われるのではなく、今やることを全力でやることが大切です。