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10月24日(月)仏教講座

2016.10.26更新

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 10月24日(月)第2回仏教講座が行われました。

ご講師は、安芸教区山県西組浄土寺住職 朝枝泰善 先生です。

いのちを大切に、どの生き物も自分のいのちを大切に生きています。いのちを大切にする人間になりましょう。

たった一つの尊いいのち、仏様はいのちのあらわれです。

少し前に、お寺の隣の保育園の園児の父親が、ツバメのヒナを2羽連れてきました、飼う方法が分からなかったので、安佐動物園の園長に助言をもらいました。エサを練って口を開けさせて与えます。ただ園長は「ツバメは野生の動物です、人が育てたのでは、3日も生きないでしょう」と言われました。しかし、ツバメの子は大きくなり、自分でエサを食べるようになりました。2羽に名前も付け、エサも虫になり、飛べるようになったので巣立ちを行うことになりました。巣立ってゆく2羽を見て、育ててきた家族も涙が止まりませんでした。その姿を見て仏様のことを考えました。仏様はあらゆるいのちを人の心を超えた思いで見守ってくださいます。全てのいのちを我がいのちとして抱えてくださります。

いのちが生まれても必ず大きくなるとは限りません、みんな願われて育っています、親やいろいろなもののおかげで生かされているのです。あたりまえではなく、おかげさまなのです。今の一瞬一瞬を大切に、精一杯生きていきましょう。

進徳を知ろう・見よう・体験しよう。