3月12日(月)感話【福田先生】
2018.03.15更新
3月12日(月)本日の感話は福田先生でした。
今週は暖かい日になるようです、日も長くなってきてようやく春を迎え幸せな気分なのですが、私は長い事花粉症を患っています。去年まで花粉症でなかった人も、ある日突然なることがあるようです。このままでは、日本の人のほとんどが花粉症になってしまいますね。今日は食べることについてお話したいと思います。私は食育デザイン科の先生ですが、手先が余り器用ではありません。だから1年生が先日行ったような、オムレツをきれいに作ることや、キュウリを薄切りにすることなどはとても苦手です。また今流行の、空間コーディネーターのように盛り付けやデザインなどのセンスも持っていません。そして、舌が敏感で、何種類もの味覚を判断するような神の舌も持っていません。だから正しい食生活を意識しようと思っているのですが、意志が弱く、ついつい暴飲暴食など行ってしまいます。こんな私ですが、一つだけ自分の中で決めていることがあります。それは、食べ物に愛情や敬意を持って接している事です。そしてこの事は、今まで会った生徒にも伝えています。まず食べ物の悪口を言わない事です。「くさい」「気持ち悪い」「〇〇みたいね」など、悪い表現を使ってはいけません。友人とご飯を食べに行ったときや、みんなで同じものを食べるような合宿の時、誰か一人でも「まずい」と言うと、それはいっぺんに伝染し、まずくなってしまいます。人には好き嫌いがありますし、体調の良し悪しもあります。自分の苦手な食べ物があった時には、そっと残したらいいのです。もう一つ、食べ物でゲームをしないという事です。お料理が可哀相です。食べ物で遊んではいけません、や悪い言葉を使ってはいけませんなど、作った人に尊敬し大切に思って欲しいと思います。しかし、私がずっとこの事を言っていても、褒められたことはありません。なぜだと思いますか?それは当たり前の事だからです。当たり前の事が出来ないといけませんね。
今週は進級に向けて大切な一週間です。やることが多い人もいるでしょうが、来年度に向けて色々な準備ができるのもこの時期です。意識して過ごして欲しいと思います。