6月29日(金)礼拝を行いました
2018.07.02更新
6月29日(金)6時間目に礼拝を行い、教頭先生にお話していただきました。
音楽礼拝の形にして、2回目の礼拝です。今日は建学の精神について話をしようと思います。
皆さんは建学の精神とは何か知っていますか?私学の学校には必ずあるものです。大学の入試で聞かれることもありますし、就職試験で聞かれることもあります。建学の精神とは学校の教育理念、その学校の目指すところを示します。さて、進徳の目指すものは何でしょうか?進徳の建学の精神は「行道進徳」です。この言葉は、浄土真宗の仏説無量寿経の中にあるものです。道を修めて徳を得る。つまり、人としての正しい道を歩み、高い人間性を養うことです。もう少し簡単に言うと「人として生きる」「心豊かで礼節を重んじる人間性を育てる」です。進徳とは徳を進める、徳を進めて道を行くという事です。徳とは人徳とも言います。人徳とは、人が生まれつき持っているものです。優しい心、思いやりの心、素直な心、正直な心。皆さん持っているのに、忘れている人もいます。けれども忘れていたとしても、必ずみんな持っているものです。人としての正しい道を行く事、困っている人を見たら自然に助けてあげようと思うはずです。皆さんが毎日唱えている「黙想語」は建学の精神を分かりやすく解釈したものです。この「黙想語」を毎日口にし、思い出しています。人らしく生きる、心豊かで礼節を重んじる、そのように生きることで自分自身が豊かな人生を送ることができます。一日一日を大切に心豊かに生きてほしいと思います。