12月20日(木)健康教室を行いました
2018.12.20更新
12月20日(木)健康教室を行いました。
西区たかす薬局の薬剤師 河内先生に来ていただき、タバコ・飲酒・麻薬などの薬剤について話をしていただきました。
たばこの害について。タバコは、本人と周りの人の健康を奪います。タバコに含まれるニコチンは、細胞を傷つけ依存性があります。タールには発がん性物質が多く含まれ、一酸化炭素は、体に酸素不足を引き起こします。またタバコは受動喫煙が非常に問題になっています。
お酒の害について。お酒は脳への影響がとても大きいことで知られています。未成年には特に、肝臓や膵臓へのダメージも大きいです。日本はタバコよりお酒の方がハードルが低い認識になっています。みなさんも高校を卒業して、大学・就職をしたときに、上司や先輩に言われたからと言って、一気飲みなどをしてはいけません。
大麻・覚せい剤・麻薬の害について。医療用に用いられる、睡眠薬・鎮痛剤・麻薬・覚せい剤などを、医療以外の目的で使用する事はいけません。麻薬や覚せい剤は例え1回使用しただけでも、薬物乱用です。麻薬を使用すると、興奮・幻覚・抑制が働き、多幸感や爽快感、酩酊感、不安が消えることがあります。そして、使用後の混乱・猛烈な疲労感・不安感・狼狽が訪れます。麻薬や覚せい剤を使用するきっかけは、友人・先輩に誘われてや、やってみたくてなどの理由が多いですが、1回なら大丈夫。いつでもやめられるというのは間違いです。薬物依存は誰でも陥ります。やめようと思ってももうやめられないところが恐ろしいのです。誘われたとき、きっぱり断り、場合によっては逃げる。そして相談してください。
自分を大切に。薬物乱用は自分だけの問題ではありません。