4月7日(火)令和2年度1学期始業式を行いました
2020.04.08更新
4月7日(火)令和2年度1学期始業式を行いました。
新型コロナウイルス対策で、生徒間の間隔をあけての始業式でしたが、新2・3年生は元気に登校しました。
新しいクラス、新しい先生の紹介もあり、これからの1年間に向けて顔を輝かした姿が印象的でした。
校長先生よりお話をしていただきました。
やっとみなさんにお会いできてうれしいです。昨日の夜から、明日・明後日と緊急事態宣言が発令され、日本中、世界中が大変な時期です。そんな中、皆さんの元気な顔が見られて、先生方も非常に喜んでいます。手洗い・うがい・毎日の検温も行い、元気に学校に通ってきて欲しいと思います。
今日から新2年生、新3年生ですね、おめでとうございます。季節は変わり、春になりました。そして明日には新しい1年生を迎えます。普通科125名・食育デザイン科60名の計185名の1年生です。今年の1年生は呉や東広島といった遠い地域からも通学してきます。新入生は心細いと思うので、先輩は手助けしてあげてください。
今日は「不易流行」という言葉についてお話ししようと思います。不易とは変わらないことで、流行は時代に応じて変化してゆくことです。技術の発展で進化してゆき、どんどん豊かになってきましたが、変わってほしくないこともあります。例えば人を思う気持ちです。あと10年もすれば、40%の仕事がロボットに取って代わられると考えられています。しかし笑顔や、相手を思いやる気配りは人にしかできません。
昨夜、私は寮の食事をいただいたのですが、その時バレーボール部の生徒が、寮の食事を作ってくれる寮母さんに一人一人挨拶をしていました。寮母さんはとても喜んでいました。心配りは機械にはできません。人を思いやる気持ちを持ち、お互いを高めあっていきましょう。