3月16日選抜コース、フィールドワークを行いました
2021.03.29更新
学年末試験明けの3月16日(火)、コロナで延期になっていたフィールドワークへ行きました。
広島で学ぶということ。その責任の重さを強く感じる学習となりました。
「想像すること」多くの犠牲になった人々へ恥じない学びをしたいと思いました。
以下、生徒の感想です。
- 今まで小・中と勉強してきて何回か資料館へも行きました。小学生の私は「こんなひどいことが昔あったんだ」というくらいでした。でも、今日の感想は全然違いました。まずこれまでと違うところは、濃い事前学習を予めじていたこと。沖縄戦についても触れ、小笠原さんの話も聴き、少年Hも観てのフィールドワークでした。「核兵器廃絶を目指すにはどうしたらよいか」とたくさん考えていた。
- 目をそらしてはいけないなと思いました。学芸員さんが説明するときに、「被爆者」でひとくくりにせず、その人の名前やその家族の想いを話してくださったのが、聞いていて悲しくなりました。その人の当時の気持ちや、どんな思いで亡くなっていったのかと言う言葉が印象的でした
- ドラマや映画は大げさに描いたんではなく、むしろ足りないくらいなんだと実感しました。投下直後の温度は3000~4000度だったそうです。100度の沸騰しているお湯に手を入れただけで、やけどをして痛いのに…。皮膚をたれ下げて歩いている人たちがいて地獄のようだなと思いました。
- 未来へつなぐために、生きた証を少しでも多く残すために生きないといけないと思えた被爆者の方々の心は本当に強いなと思いました。私たちは絶対に忘れることがないよう繋げないといけないと思いました。大学生になって友だちが広島に行きたいと言ってくれた時には必ず資料館を案内したいと思いました。
- 一つ一つの展示に家族の想い、その持ち主の想いが詰まっていて、ただ見るのではなくその人たちの目線で見ると、また違った思いがでてきました。一つの展示から学ぶこと、伝わってくることは大きいなと思いました。今回の学習で、本当に忘れてはいけないことだと改めて思ったし、何回でも資料館に行きたいと思いました。
- もっと行動しなきゃ。学ばなきゃと思えた1日でした。大学生になったら、海外の友だちと資料館へ行ってみたいです。今日の学びもこれからの私に繋げるように頑張ります。