4月8日(金)入学式を行いました
2022.04.13更新
4月8日(金)入学式を行いました。
校長先生より式辞をいただきました。
新入生の皆さん、保護者の皆様、本日はご入学おめでとうございます。心より、お慶び申し上げます。
新入生のみなさんは今、高校入学という人生においてとても大きな場面に直面し、期待と不安でいっぱいだと思います。
周りをみてください。みんなも同じ気持ちです。今日からみんな仲間です。不安に思っている人も安心してください。この周りの仲間の中に、一生を通して付き合っていける友達がきっといると思います。
一期一会という言葉をご存じですか、一期一会とは一生に一度の出会いという意味です。この進徳女子高等学校に入学したご縁で、素敵な出会い、一期一会が待っていると思います。
これからの日々が楽しみですね、どうぞこの学校で高校生活を楽しんでください。
そしてこれからしっかり勉強し、様々な経験を通して自分自身を磨き高めていきましょう。
この進徳女子高等学校は浄土真宗本願寺派の宗門校です。この講堂にはこちらに阿弥陀如来がおられ、私たちを見守ってくださっています。浄土真宗本願寺派では「私たちのちかい」という私たちがどのように生きていくべきかを示された言葉があります。「私たちのちかい」は浄土真宗本願寺派の大谷光淳(こうじゅん)門主が今から4年前の2018年に示されたもので、全部で4条あるのですが、第4条に「生かされていることに気付き、日々に精一杯つとめます 人々の救いに尽くす仏さまのように」とあります。
生かされていることに気付くとは、私たちは決して自分一人で生きてきたわけではありません。親や兄弟、友人など多くの人の支えがあって、今日まで生きてきて、これからも生きていくのです。また毎日の食事の際、牛や豚、鶏、魚などの多くの命をいただいて私たちは生きているのです。このように日々の生活の中で、生かされて生きていることに気付き、日々感謝の心を持ち続け、思いやりのある心優しい人間に成長していってください。
最後になりましたが、保護者の皆様、今日から3年間、大切なお子様をお預かりいたします。
教職員一同、お子様の成長と進路保障のため、精一杯の教育と指導をしていきます。どうぞ本校教育にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。